


【2020年応援ソング パプリカ】
静岡県国際交流協会
*** 子どものための日本語学習支援基金助成事業 ***
2020年11月23日、秋の終わりとは思えないような陽光の中
当校の文化祭が催されました。
午前中に敷地内芝生で開かれた各学年のダンスプログラムで
8月末から小学3・4・5年生、約50名と取り組んできた「パプリカ」を
ようやく披露することができました。
外でもどこでも本格的に演奏が出来るように購入させて頂いた
88鍵の電子ピアノとスタンドも一緒です。
このプログラムは静岡県国際交流協会様の
【子どものための日本語学習支援基金】による助成事業です。
音楽の持つ力で、普段は日本語力の差がある子ども達をまとめ、引き上げ
気負うことなく日本語で表現することを目指しました。
また、アイデンティティを失わせることなく日本語との共生も考えに入れました。
8月の終わり、2020年応援ソングになっている「パプリカ」の歌詞内容を
母語で把握していきます。
内容を把握したら日本語で歌い始めます。
皆、素晴らしく良い耳を持っているので、音は耳コピーです。
日本語は、はじめローマ字で読む練習をしましたがその中でも
知っている言葉を確認したり、習った漢字を書く事で歌詞を頭に入れていきました。
購入させて頂いた新しいホワイトボードが到着した頃には
日本語で読んで歌うことに移っていきました。
とてもいい声で元気に歌う声は目を瞑って聞いていると
日本の子供さんと全く遜色ありません!
ダンスを導入し、慣れたところでポルトガル語の歌詞が出来上がりました。
1番を日本語、2番をポルトガル語、最後をまた日本語で
という簡単ではないパフォーマンスを見事に達成してくれました。
今年はコロナ対策のために残念ながら保護者を含む外部の方々には
直接参加して頂くことはできませんでしたが、Facebookを活用し
全プログラムを配信して子供たちの姿を見て頂くことができました。
細心の注意を払い、ムンドに開いたパプリカの花は
子ども達を色んな面で成長させてくれました。