


ペルー移民の歴史を知って、自分のルーツを考えてほしい! |
6月25日(金)新聞記者でライターの太田宏人(おおたひろひと)様が来校され、子どもたちにペルー移民の歴史についての講話をしてくださいました。
現在ムンド校にいる生徒の多くは、移民の歴史を知らないまま日本で生活する子どもたちも少なくありません。それは、実際日本から海外に移住した日系人1世とのコンタクトが難しくなっているという現状もその一つです。日系人の子どもたちは、日本人の血を受け継いでいながらも日本では外国人と呼ばれ日本で生活しています。そんな複雑な彼らの状況からも自分のルーツを正しく知ることは、彼らのアイデンティティを確立する上でもとても大切なことなのです。
どうして、自分たちのおじいちゃん、おばあちゃんは日本から中南米に移住したのだろうか? どうして、今ぼくたちは日本で生活しているのか?
そんな疑問も解決できないまま過ごしている子どもたちも多くいます。日系移民の歴史を知る機会を失いかけている子どもたちのために、「110年のアルバム~日本人ペルー移住110周年記念誌~」を著書にもつ太田さんがペルー移民の歴史について詳しく教えてくださいました。
子どもたちからは色々な質問が出て、興味津々に耳を傾けていました。
太田さん、ありがとうございました!