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2011/09/13

日本語能力試験N2 2名合格!!

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日本語能力試験N2 2名合格!!

 

 7月に実施された日本語能力試験の結果が届きました。7月は2名の生徒がN2に挑戦し、見事2名とも合格を勝ち取りました!! 1名はペルー中学4年に在籍しており、現在、ムンド校に通いながら、ウェルネス高校の通信制でも日本の高校課程の勉強をしています。もう1名はブラジル中学3年生です。彼は日本の学校への通学経験はありません。

浜松では在住ブラジル人・ペルー人の数が多いため、大きなブラジルコミュニティー・ペルー人コミュニティーがあります。病院に行っても、役所に行っても通訳がいるため、日本に住んでいながら日本語をほとんど理解できなくても生活できる環境にあります。
ですから、外国人学校に通学している子どもたちも、家では両親と母語で話し、外でも日本語を話す環境にありませんから、ら日本語を勉強しようという意志、そして、日本語を勉強できる環境がなければ日本語が話せるようにはなりません。
 
今回、N2に合格したブラジル人生徒は、ムンド校入学以来、学習は母語で行いながら、日本語の授業も受け、すでに日本語での生活言語は獲得しています。現在は日本語での読解力の強化、漢字学習をがんばっています。
 
今回の彼の合格は日本語を指導している教員にとっても格別うれしい合格となりました。
年少者の日本語教育についてはまだまだ迷うことが多く、日々試行錯誤の毎日ですが、今回の合格で、日本の学校に通った経験がない彼が、日本語能力が着実に伸びていることが証明されたのです。
 
  当校では日本語教師による日本語の授業に加え、日本人教科指導教師による日本語での教科指導(理科・音楽・体育など)も行っています。これは日本語教育のみの授業時間では日本語を聞く機会が不十分なため、実技や実験などのある理科・体育・音楽の授業を語彙コントロールのない日本語で学習することによって、少しでも日本語に接する時間を増やすことを目的としています。
  また、日本語での生活言語を獲得している生徒に関しては、小学生は国語の教科書を使用して国語の授業を、そして中高生は新聞が読めるレベルの読解力をつけるため、読解力を養う授業も行っています。漢字学習においても月に一度の昇級試験を行い、漢字指導も強化しています。
  
 さらに学習面だけではなく、当校では日本語教育の一環として、日本語で行うクラブ活動も積極的に取り入れています。その一つが和太鼓クラブです。和太鼓クラブでは外部から指導者を招聘し、日本語での指導はもちろんですが、日本の礼儀作法も厳しく指導していただいています。N2合格のブラジル人生徒は太鼓クラブにも熱心に参加し、今ではリーダー的存在となっています。毎日の小さな積み重ねが、少しずつ結果を出してきています。
 
 
 
  12月にはまた能力試験があります。先週、受験希望者を募りましたが、N1~N5まで受験希望者33名。中高生の受験する姿を見て、小学校高学年の生徒の受験希望者が多くなってきたのもうれしいことです。受験生一人一人が来年の2月の合格を信じて、12月の試験に向かっがんばってほしいと思います。
 
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