2012/12/17
国際観光専門学校、浜松大学 見学
学校法人 ムンド・デ・アレグリア
~ 日本での『進学』を目指して!! ~
( 国際観光専門学校にて )
日本での進学希望者9名(中学3年生から高校2年生)が12月8日(土)に「国際観光専門学校」、11日(火)に「浜松大学」において学校見学・授業体験をさせていただきました。

国際観光専門学校では国際観光情報学科と国際ホテル・ブライダル学科の概要を説明していただいた後、それぞれの学科の模擬授業を体験しました。
国際観光情報学科では、各自旅行の計画を立て、国際ホテル・ブライダル学科ではナイフ・フォークのセッティングの仕方やナプキンの折り方などを教えていただきました。
(←旅行プラン相談中
行き先は、
沖縄、メキシコ、
ヨーロッパ一周、と
盛り上がりました!)
( ↓「旅行の『目的』は、はっきりと!わかりやすく!」とのアドバイス)
(→女子あこがれのウエディングドレス
造花、ブーケを作るコースもあります。)
( ↑テーブルセッティングを体験)
( → 簡単なようで難しい!ナプキンの折り方 )
浜松大学ではコンピュータールームやトレーニングルーム、バスケットコート、サッカー場などを見せていただき、充実した施設やキャンパスの広さに全員が驚いた様子でした。
健康プロデュース学部こども健康学科の授業見学、学食体験もさせていただいて、現役大学生の雰囲気を少し味わうことができました。
( 浜松大学のキャンパスは 広かったです!)
( 幼児教育について、お話を伺いました。)
( 学生さんの作品)
( 個性的でかわいらしい作品を
見せて頂きました→)
( システム化されたインフォーメションシステムに見入る生徒たち)
本校では、ペルー人はペルー本国の教育課程、ブラジル人はブラジル本国の教育課程で教育を行っています。
ペルーは本国の教育課程が11年課程です。日本では、大学・専門学校において12年課程教育を終了しなければ受験資格を得ることができないため、これまでペルー人生徒はムンド校卒業後すぐに大学或いは専門学校への受験をすることができませんでした。
嬉しいことに、2010年には、生徒に新しい道が開けました。日本の通信制高校(日本ウェルネス高校)と提携したことにより、ムンド校で母語教育を受けながら、同時に日本の通信制高校の勉強が可能となりました。現在、高校2年のペルー人生徒2名は来年度の日本の高校課程卒業と同時に大学・専門学校への進学を目指すことができます。
また、ブラジルの教育課程においても2009年の校舎移転に伴い、高等部を新設しました。ブラジル人の生徒も、来年度初めてのブラジル高等部卒業生が大学・専門学校受験に挑戦します。
これまで日本語スタッフは日本語授業の中で、将来、日本での進学に備えて日本語能力試験の受験を勧めてきました。今回の見学で、大学においても専門学校においても、入学するためには日本語能力試験N1/N2は必要であることを学校側から提示されたことで、生徒たちは日本語学習の重要性を改めて理解できました。
彼らの日本での進学に関しては日本語能力だけでなく経済的な問題も大きいため、大学・専門学校進学は簡単ではありません。しかしながら、来年度、卒業生の中で日本での進学を希望する4名の進学が叶えば、将来、就職の選択肢も増えるばかりでなく、後に続く後輩のよきモデルとなり、後輩たちの日本語学習へのモチベーションも高めてくれます。
今回見学に参加した生徒は大学・専門学校を自分の目で見たことでさらに進学したいという気持ちが高まったようです。
お忙しい中、快く学校見学・授業体験をお引き受けくださいました
国際観光専門学校様
浜松大学様
本当にありがとうございました。
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学校法人 ムンド・デ・アレグリア
学校法人 ムンド・デ・アレグリア
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