2011/03/29
★ 松本校長 ペルー 訪問!!★
学校法人 ムンド・デ・アレグリア
(校長 松本雅美)
~ ペルー・リマにて ~
(右から2番目: ヴィクトル ディアス 現教育大臣)
ペルー政府からのよりよい支援を得るためと現地校視察のため、ペルーに行ってきました。
ペルー外務省では文化局長との面談で、日本で学習するペルー人の子どもたちの現状、親たちの現状を伝えました。中でもセミリンガルの問題と日本語学習の大切さをお伝えすると、母親であり海外勤務経験のある局長からは、「同感です。私も経験から実感できます。」とのお言葉を頂きました。
ペルー教育省副大臣(現 教育大臣)との面談では、「日本で学習するペルー人の子どもたちのために頑張って下さい。私たちはできるだけのサポートをします。ムンド校は、ペルー国外のペルー人学校としては世界で初めてペルー教育省から認可された学校ですから、誇りをもって頑張って下さい。」とのお葉
を頂きました。
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< 野口英世学校にて >
右から2番目:
フアナ ミヤシロ校長先生
今回は 現地日系人学校である「野口英世学校」(右写真)を訪問する機会も 与えられました。
「野口英世学校」では教室に入ると生徒が皆起立して挨拶をしてくれました。日本でもすでに忘れ去られがちな礼儀がきちんと継承されていることに感動しました。
生徒たちの中には日本に何年か暮らし、親の都合でペルーに戻ってきたという生徒が何人かいましたが、そのほとんどの生徒が母語であるスペイン語力に問題を抱えて担当教師たちは苦労されていました。
また、日本語についても会話はかろうじて出来ましたが、学習となると日本の学校で勉強していたといっても、かなり厳しいという感じを受けました。いわゆる学習言語能力が育っていないのです。
写真に写っている中学生の生徒たちは、自分たちで2年間アルバイトをして貯めたお金で3年前に日本でホームステイを経験した子どもたちです。彼らに話を聞きましたら、全員もう一度日本に行きたいと言っていました。
なかなか渦中にいると気付かないでいるかもしれませんが、日本で暮らしているペルーの子どもたちは、彼らにとっては羨ましい存在なのかもしれません。
「日本へ行きたーーい!!」
野口英世学校の生徒さんたち・・・
きっと、また会えることを祈っています!!
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学校法人 ムンド・デ・アレグリア
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