


2022年度 10月~12月
静岡県くらし・環境部多文化共生課による
「新型コロナに負けない外国人生徒未来応援事業」の一環で
本校の高校生たちが職場体験に参加しました。
洋菓子店 自動車部品工場
コンビニ店 ケアホーム
洋菓子店 ケアホーム
自動車部品工場 コンビニ店
体験後は自身の写真を見ながら
後輩たちに経験談をスピーチする機会を設けました。
様々な職場で、個々の日本語力に合った体験を考えていただいた企業の皆さま
ありがとうございました!!
2022年 11月11日・22日
ある日、ラテンの風のようにフワーっと本校を訪ねてくださった
Hamamatsu Traditional Music Societyの方が
2日にわたる、ラテン音楽のコンサートにお誘いくださいました。
CHICA BOOMさんの方ではペルー生徒は自由に踊って参加し
交響楽とラテンの夕べではオーケストラとラテンバンドのコラボに酔い
ペルーとブラジルの沢山の生徒たちと教員たちが、ラテン音楽で盛り上がりました!!
特にボーカルのエリック・フクサキさんはなんと10年前にDuo活動されていた際
本校でミニコンサートを開いてくださっていた!!というご縁でした。
熱い歌を聴かせてくださいました。。。
とりわけ日系移民に思いを寄せた曲「虹の架け橋」は胸にジンときます。。。
実は筆者はあれからずっと日本語バージョンを歌って練習しています(笑)
Hamamatsu Traditional Music Societyの皆さま、ありがとうございました!!
2022年 9月24日~26日
静岡県自動車整備振興会様のご紹介で
2名の生徒がそれぞれHonda cars 浜松 雄踏店様と
鷲津オートセンター様で2日に渡る職場体験をさせていただきました。
2人とも大の車好きで、某専門学校のオープンスクールで
更に興味が強くなったので、お願いした次第です。
静岡県自動車整備振興会様から職場体験させていただく場合には
なんと!「つなぎ」と帽子をいただけます!!
嬉しくてテンションが上がっていました!!
現場では親切な事務所の方々や、ベテランの整備士さん達に
様々なことを教えていただいたようです。
彼らの未来にさらなる大きな刺激をいただきました。
ありがとうございました!!
2022年10月24日~28日
例年、当校では10月の最終週を書道体験週間と定めています。
今年も6年生から高校生の生徒が書きたい字を選んで書きました。
日本語の授業で習った漢字を書く生徒もいれば
自身が選んだこだわりの字を書く生徒もいました。
慣れない書道の道具を前に、手を汚しながらも真剣に取り組む様子が見られました。
何度も練習し、一画一画じっくり丁寧に書き
それでも納得がいかずに
「先生、もう一枚書きたい!」「もう一回!」と声を上げる生徒もいました。
校内に生徒たちの作品を展示しました。
ダイナミックな字、流れるような字、勢いのある字
とめ・はね・はらいに気をつけた字など、それぞれの個性が表れています。
このような体験を通して、日本語を言語としてだけでなく
日本の文化・習慣・社会のマナーについても生徒たちに学んでほしいと
日本語教師たちは努力しています。
2022年10月28日
本校からほど近い馬郡に
1961年から操業していらっしゃる「東海土木」様へ
高校3年生の3名が職場見学に伺いました。
お父様の後を継がれた社長の古橋様が
見学前に会社説明やその日の流れを説明してくださいました。
社長さんの気さくなお話ぶりに生徒たちの緊張がほぐれました。
会社の車で、手がけていらっしゃる公共事業の様子を
見に連れて行ってくださいました。
自分たちが暮らしている浜松の「あっ!ここか!」というところが
どういう人たちの手によって工事が展開されているのかを
実感できたようでした。
卒業間近の生徒たちが自分たちの将来と
今、動いている社会を感じ
考える貴重な時間となったようです。
東海土木の皆さま、ありがとうございました!!
進路決定!おめでとう!!
~ 夢に向かって ~
2022年11月14日
日本国内(浜松)で就職・進学を希望する生徒4名の進路が決まりました!
☆★『就職』★☆
<正社員で就職> 内定!Parabéns!!(おめでとう)
◎ 松川電氣株式会社(浜松市東区)様:イナガキ ギレルメ
☆★『進学』★☆
<専門学校に進学> 合格!Parabéns!!(おめでとう)
◎ 浜松工科自動車大学校 国際オートメカニック科 :ウエハラ ルーカス
◎ 東海子ども専門学校 子ども学科 保育士コース: マツモト ナオミ
◎ 東海調理製菓専門学校 製菓技術科 :シモダ トミイ
4名とも「自分には何が合っているのか、好きなことは何か、気づいていなくても興味があることは・・・?」など、日々悩みながらも、ムンド校独自のキャリア教育を通して、3年間しっかり考えた上で 志望先を受験し、進路決定となりました。
それぞれ 就職・進学後も目的意識を持ってしっかり学び、将来、浜松で活躍してくれることを願っています!
一方で、目標が見えないまま卒業していく生徒が多い現実もありますので、
「卒業したら終わり」ではなく、本校で学んだ子どもたちには、引き続き、進学・就職のキャリア教育支援を行い、全力で応援していきます!

※2022年11月11日更新
ムンド・デ・アレグリア学校で
「是非、外国籍の子どもたちに日本語を教えてみたい!」
という意欲のある方、お待ちしております!
~ 募集内容 ~
■ 仕事内容:当校在籍のブラジル人およびペルー人児童・生徒への日本語教育その他、関連業務
■ 勤務形態:非常勤講師
■ 就業時間:9:00~ 15:45(昼休憩等含む)
■ 勤務日数:週2回~
■ 給 与:日額8000円(※試用期間あり/入校後3か月)
■ 採用条件:下記➀および➁
➀当校の教育方針を理解し、日本語教育関連業務において意欲と向上心がある方
★応募時の資格や経験は不問ですが、
当校で実践している指導法等を理解し、指導時に取り入れて頂く必要があります。
(資格とは:大学で日本語教育を主/副専攻した方、日本語教育能力検定試験に合格した方、
日本語教師養成講座420時間を修了した方、小・中・高校教員免許をお持ちの方 等)
➁基本的なパソコン操作(エクセル、ワード、パワーポイント)ができる方
■ 募集人数:1名
■ 通勤方法:車通勤可、駐車場有
※ 詳細につきましては、お気軽に 下記 担当者の連絡先に直接お問い合わせください。
担当:コーディネーター 岡 則子(おか のりこ)
Tel : 090-2168-2452
e-mail :okamundodealegria@gmail.com
※所在地は当ホームページ内の「所在地・アクセス」をご確認ください。
2022年 10月22日
愛知県北設楽郡東栄町を拠点に活動する和太鼓・篠笛・創作楽器などの
プロの邦楽集団「志多ら」の8年ぶりの浜松公演に
松川電氣(株)様からご招待いただきました。
本校の教員たちや和太鼓クラブのメンバーを中心に
その家族も生の公演を聴くことができました。
伝統のものと現代の要素を取り入れた演奏など
聴衆を惹きつける演出にみんな興奮し、生徒たちは声援を送っていました。
初めてプロの演奏に触れた保護者からも
「本当に素晴らしかった!ご招待いただいて有難うございました!」
との声があがりました。
エネルギッシュな時間へのご招待、ありがとうございました!!
2022年 10月22日
新型コロナのために2年中止されていた
エアフェスタ浜松がもどってきました!!
今年も前日の特別公開日に、生徒・教職員55名がご招待いただき
胸をワクワクさせて浜松航空自衛隊浜松基地へ向かいました。
色んな救援機を間近で見て・・・
救援ヘリの実演も見ることができました。
そしてラストはあのブルーインパルスの展示(曲技演技)です!!
飛び立つ前のブルーインパルスが滑走路へ移動するとき
中のパイロットたちが力強く手を振ってくれました!!感動!!!!
航空自衛隊、浜松基地様
ご招待いただきありがとうございました!!
2022年 10月16日
秋の爽やかな風と空に恵まれたこの日
公益社団法人「大日本弓馬会」副会長の奥山幸猛様ご夫妻より
ご招待いただきました京都の上賀茂神社での笠懸神事を
本校教員と生徒たち27名で観覧させていただきました。
日本の古式に則った儀礼が
せわしく流れる現代の時間の流れとは違う空間へ
私達を誘ってくれました。
日本の伝統を体感させていただいた貴重な一日でした。
ありがとうございました。
<インターンシップ>
「ぬくもりのおうち保育園(砂山町園)」様へ
2022年9月27日~29日
7月25日の「職業体験」に続き、静岡県国際交流協会のサポートを受けて、浜松市内の認可保育園でインターンシップを実施しました。
前回の体験は、高3生の複数名グループで呉竹荘様を訪問し、2時間程度、サービス業の入り口を体験しましたが、今回は、1日1名ずつ(計2名)が終日の「インターンシップ」を実施させていただき、体験先の職種について、より認識を深めることができたのではないかと思います。
<インターンシップのオリエンテーションの様子>
参加した生徒たちは、初めて聞く日本語の歌を子どもたちと一緒に歌ったり、散歩に同行したり、楽しさと大変さの両方を十分体験できたようです。
今回参加した生徒のうち1名は、保育士専門学校に進学を希望し、母語の高校教科学習に加えて、日本語の進学対策学習を積み重ねてきました。
浜松市、湖西市を中心にブラジル人家庭のお子さんがたくさん保育園に通っている現状を踏まえ、ポルトガル語母語話者で、さらに堪能な日本語で園児と保護者に対応できる保育士が、本校卒業生の中から生まれることを切に願っています。そして、将来、地域で大いに活躍してくれることを期待しています。
ぬくもりのおうち保育園(砂山町園)の皆さま
お忙しい中、インターンシップをお引き受けくださり、
改めて、御礼申し上げます
♪♪♪♪♪♪ ♪♪♪♪♪♪ ♪♪♪♪♪♪
2022年9月27日
本校には10年余り続いている和太鼓クラブがあります。
最近、二週連続してソラモで演奏の機会がありましたので
ご覧いただいた方もいらっしゃるでしょうか?
この日は顧問の先生のご紹介で浜松市博物館から職員の方に来ていただき
蜆塚遺跡でも発掘されている古代のアクセサリー
「勾玉」のネックレスを作成しました。
職員の方から勾玉の由来や製作のご説明を聞きます。。。
職員の方に見守っていただきながら。。。
四角い石を磨く!
磨いて、磨いて!! 色を付けて。。。
勾玉のネックレスの出来上がり!!
お礼に出来上がったネックレスをつけて
顧問の先生が作曲された「蜆塚縄文太鼓」を聴いていただきました。
職員の方たちから「初めてのことですが楽しかったです」
「素晴らしいですね!和太鼓!!」
とお言葉をいただきました。
浜松市博物館の皆さま、ありがとうございました。
2022年8月26日
2019年9月より、3年間にわたり「ドコモ市民活動団体助成事業」のご支援を受け、「外国籍の子どもたちを企業とともに育てる就職支援活動」を実践してまいりました。
この度、3年間のまとめとして、以下のプログラムの通り、活動内容についての報告会を行いましたので、皆様にご報告させていただきます。
(※新型コロナ感染拡大の影響で、外部の聴講希望の方には 参加をご遠慮いただく形となり、
本校内で実施)
[報告会動画リンク]※下記URLをコピー&ペーストして共有動画を覧ください。
1)https://drive.google.com/file/d/1ASb51zDkv9k5s7kD_tr10SskIu0YIXfV/view?usp=sharing
2)https://drive.google.com/file/d/1MGJhxcpk6kQUYPCOU594Uoa1HsOuCbCl/view?usp=sharing
3)https://drive.google.com/file/d/1SdE6IT-98YVECe6-t694tQ3wLsq7NGzC/view?usp=sharing
4)https://drive.google.com/file/d/1S16zvhEAYkDNJdvPUo0izp2bd7ScbpN_/view?usp=sharing
MCF公式WEBサイト(http://www.mcfund.or.jp/)
※キャリア教育事業は、『ドコモ市民活動団体助成事業』からの助成金により実施しています。
「複文化」「複言語」で 「平和」を考える
2022年8月9日
長崎で平和を祈る式典が行われたこの日、ムンド校においても、ブラジル、浜松、広島、3つの都市をオンラインで結び「平和」を考える時間を共有することができました。英語、ポルトガル語、日本語を交えて、「複文化―複言語」での交流会が実現しました。
参加したのは・・・
- 日本で母語を学ぶ本校ブラジル課程の高校3年生、
- 広島大学総合科学部国際共創学科で学ぶ4名(ブラジルから留学中の広島にルーツを持つ学生、および、日本ルーツ、日米ルーツ、日フィリピンルーツの学生)、
- 本校で2日間の異文化体験プログラムに参加中の東洋大学国際学部4年生の14名(東北から九州まで日本各地出身の学生)、
- そして、ムンド校を卒業後ブラジルに帰国し、猛勉強の末、医学生となったラファエル先輩、
- さらに、南米からJICAのプログラムで本校で研修中のペルー人、ブラジル人、チリ人のスタッフ
様々なバックグラウンドを持つ人を繋いでの交流は、初の試みでしたが、 大変有意義な時間となりました。
<平和を考える>
77年前の広島で被爆し、その後ブラジルに渡った祖父の話をしてくれた広島大学ケンリョウさん。そして、「なぜ折り鶴が平和公園に集まるのか?・・・」を伝えるために、
被爆の後遺症により12歳で亡くなった少女の話をしてくれた広島大学の学生さん。千羽の鶴を折れば治ると信じ、放射能による白血病と闘ったという「折り鶴」の視点から戦争の悲惨さを学びました。
本校の生徒を始め、全員がプレゼンに聞き入っている様子が印象的でした。ロシアのウクライナ侵攻が日々リアルタイムで報道される今だからこそ、他人事ではないと感じた生徒も多かったようです。
<学校紹介など>
そのほか、東洋大学の学生さんが大学紹介をしたり、英語で14名全員が自己紹介をしたり、広島大の学生さんが広島の有名な観光地や名物の紹介をしたりするなど、和やかな雰囲気でのプレゼンも行われました。
本校の高3生は、ムンドの学校紹介に続いて、アマゾンのピンクドルフィンや 若者が好きなブラジルフーズを紹介。ブラジルと言えば、ピラニア?シュラスコ?と思ってしまう教員のイメージをよそに、生徒目線、生徒主体のブラジル紹介は、驚きつつも、生の交流の良さを微笑ましく感じるものでした。
急に交流会の話が決まり、準備時間に制限がある中、広島大学の皆さん、東洋大学の皆さんが協力してくださり、実現に至りました。
今回、「今だからできるグローバルな時代の多様性」を浜松のムンド・デ・アレグリア学校から発信できたことはとても嬉しく思います。
ブラジル人だから、○○人だから・・・、ではなく、たくさんの可能性を持ったムンドの子どもたち一人一人が、 今回の交流を通していろいろなことを考え、感じ取り、そして将来に向かって行動してほしいと願っています。
河本先生をはじめ広島大学のみなさま、東洋大学芦沢先生ゼミのみなさま、
そして、12時間の時差にもかかわらず、ブラジル・パラナから深夜に参加してくれたラファエル先輩、
ご協力ありがとうございました。
2022年 8月9日
お電話をいただき「地域貢献事業の一環で」と
兼ねてからお話をいただいておりました
全校生徒分の手指消毒液を、ご寄付いただきました!!
まだまだ収まらない新型コロナ、各自予防を怠ることなく
日々を送ることが大事ですね!!
第一生命保険浜松支社の皆さま、ありがとうございました!!
2022年 8月3日
JR磐田駅までバスで迎えにきていただき、生徒と教員で
職場見学に参加しました。
私たちがよく目にする軽乗商用車の組み立てなどを
広い工場内をご案内いただきながら見せていただきました。
機械化が進み、体の負担のない作業場になっており
女性の姿も見られました。
生徒からも「ロボット工学が実現された素晴らしい工場だ!」と
驚いた声がありました。
百聞は一見にしかず、"世界に伸びるスズキ"の迫力の一端を感じる職場見学でした。
MCF公式WEBサイト(http://www.mcfund.or.jp/)
2022年 7月29日
新型コロナで延期を余儀なくされていた
ソミック石川さまによる職業講話が
ついに実現しました!
生徒たちは【営業】【設計】【豊岡工場】に分かれた現場からのお話を
ポルトガル語の字幕スーパー入りの動画で、見せていただきました。
【営業から】お客様の新しい部品リクエストを実現するために
自社とお客様の間をコーディネート!!
【設計から】お客様のニーズにあった部品設計!図面を作ります。
【豊岡工場から】図面をもとに製品を作っていきます!
皆さん「街で自分が関わった車が走っていると嬉しい」と
働くことの大きな励みとやりがいを感じることを
さらにお話してくださいました。
動画で見ていた部品が製造され、実際に手に持たせていただきました。
1台の車に様々な会社からおおよそ30,000ピースも集まり作られていることも
教えて頂き、非常に驚いていました。
「働く」とは"だれかの役にたつこと"
私たちは社会における仕事を
「人にとって無くてはならないもの」と考えています。という言葉は
まだ先がはっきりと見えない高校生たちに
しっかりと届いたことが、この後のアンケートで分かりました。
ソミック石川の皆さま、ありがとうございました!!
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2022年 7月28日に、ペルーは独立201年を迎えました。
この特別な日のために、本校のペルー課程の生徒たちが
自国への誇りと愛を込めて、伝統のダンスや歌を準備し、披露しました。
どうぞFacebookの方でも、もっと写真をご覧ください!!
2022年7月25日
本校校長松本雅美は、11年前、
公益財団法人社会貢献支援財団様より「社会貢献者表彰」を受賞いたしました。
***社会貢献者は、広く社会の各分野において、社会と人々の安寧と幸福のために尽くされ、
顕著な功績を挙げながら報われる機会の少なかった方々を対象としています。
現在、表彰の対象となる功績は、緊急時の人命救助、社会福祉の増進や青少年の育成などへの
多年にわたる功労、国際協力、海の環境保護と安全保持などです。(財団HPより引用)***
そして、今年2022年、社会貢献者表彰受賞者の中から
活動を継続的に発展させている者に授与される「奨励賞」を受賞しました!!
年間数名しか選ばれない「奨励賞」の受賞は
社会貢献者表彰受賞後の活動も認めていただいた結果なので
校長にとっても学校にとっても非常にうれしい受賞でした!!
< 職業体験 >
「呉竹荘」様へ
2022年7月25日
本校、キャリア教育の一環として、ホテル・サービス業の仕事を体験させていただくため、静岡県国際交流協会のサポートを受けて、ブラジル課程 高3の生徒5名が浜松市内のホテル「呉竹荘」様を訪問いたしました。
呉竹荘様の体験プログラムでは、ホテルでの言葉づかい、礼儀、接客の極意、そして何よりも 仕事中は笑顔で過ごすことの大切さを学びました。
常にお客様(相手)の立場に立って物事を考える姿勢は、簡単ではないと改めて知ることができたようです。卒業後、生徒がどんな仕事を選択する場合でも、今回、体験して触れることができた日本式コミュニケーションは、参加した生徒とって、将来に向けての非常に大きな学びになったのではと感じています。
今後も、 日本社会に巣立っていく本校の生徒が 将来の視野を広げていけるように、ムンド校在学中に様々な体験ができる機会を提供できればと思います。
呉竹荘の皆様
お忙しい中、体験を快く引き受けてくださり、
心より御礼申し上げます。
2022年7月14日
私たちの建物の1階にある外国人学習支援センター様で防災訓練が行われ
小学5年生の生徒たちと職員が参加させていただきました。
"地震が発生した"という設定で机の下に潜ったり、屋外避難をしました。
中でも火災発生時の対応を学ぶための「煙体験ハウス」は
身をもって災害の怖さを感じたようでした。
毎月、ムンドは避難訓練も欠かさず行っています。
日頃の訓練に重ねて、さらにその重要さを学んだ日でした。
2022年7月8日
昨日は日本の行事、この日の午後はブラジルの行事、
日々多彩なムンドです。
フェスタジュニーニャは6月中旬からブラジル全土で行われる
人気の風物詩で、豊穣祈願のお祭りです。
生徒たちの格好もカントリー風ですね。
新型コロナ拡大を受けて。各学年ごとの開催となりました。
2022年7月7日
校内で毎月実施される漢字昇級試験、名付けて「漢字道場」が
7月6日に行われ、合格者27名の表彰式が行われました。
子供達に漢字に触れる機会を持たせ、学習意欲を高めるために
日本語教師達が編み出しました。
小学5年生から高校3年生までトライできます!!
今月の合格者のみんな、おめでとう!!
2022年 7月9日
夏空の下、袋井市の小笠山総合運動公園エコパで
ブラジル総領事館主催の初めてのブラジル人学校オリンピック大会が
開催されました。
本校からは約50名が参加し、親御さんや同級生もたくさん応援に
駆けつけました!!
サンバ姿で応援の教員シモーネさん!!
本校の成績は。。。
18才未満のサッカーで1位!!
14才未満のサッカーで2位
12才未満のチェスで1位(チェスがスポーツの中に入っているのがユニークですね)
18才未満のチェスで2位
女子卓球2位。 男子2名が卓球3位。
という素晴らしい結果となりました。
卓球には、あの清水選手のお母さまも応援に来てくださいました!!
言葉はいりませんね、写真をごらんください。
2022年 7月7日
ムンド校では母国の行事を実施し
日本の文化にも触れる機会を設けています。
毎年、笹のご寄付をいただき、子供たちは日本語の授業の際に
たなばたの伝説を聞いて、願い事を短冊に書いて吊るしています。
ここにご紹介しているのはムンド校に併設している
ムンド・エンカンタード幼稚園のたなばた風景です。
この幼稚園は認可保育園で、日本人の保育士も常駐しています。
その保育士の指導の元に・・・力作!!
ここには載せていませんが、高校三年生まで全校生徒が短冊に
願いごとを書きました。
大きい生徒たちは願いごとを絞るのに、真剣に
考える、考える、考える・・・!!
笑顔があふれる思わぬ盛り上がりでした!!
2022年 7月5日
ナカザトさんは日系3世のブラジル人作家であり
パラナ連邦工科大学教授でもあります。
2011年に『ニホンジン』を発表し、ベンヴィラー賞とニッケイ文学賞を受賞し
今回は東京のブラジル大使館による、ブラジル独立200周年記念事業の一環で
その邦訳が出版されたのをうけ、来日講演で各地を回られています。
この日、バロス副総領事と一緒に本校を訪問され
9年生(中学3年生)に講演してくださいました。
今回邦訳された『ニホンジン』はブラジルの農園で働くために
日本から移住した移民1世とその家族の物語で
生徒たちは移民の歴史や困難など
直面しなければならなかったことについて学ぶ
貴重な機会を持ちました。
(写真:Revista Boa Dicaより)
2022年6月18日
夏を迎え、日本の高校生たちも色んな所へオープンキャンパスへ
参加しはじめる季節となりました。
本校でも約10年ほど前から、希望する高校生をオープンキャンパスへ送り出しており
今年も始まりました。
その中の一つで6月18日には静岡工科自動車大学の整備士体験に男女合わせて
4名が参加しました。
とても分かり易く教えて頂き、実際に車に触れて経験をしたことが
これからの自分達への大きな刺激となったようでした。(※写真は本文とは関係ありません)
さて、本校の教室では7月3日の日本語能力試験に向けて
N1からN5のクラスに分かれて対策クラスが開かれています。
就職クラスの生徒達もそれぞれのレベルへ向かって
対策クラスで勉強しています。
もちろん目指すのは合格ですが
試験に向けて勉強することで、普段の日本語授業に加えて
さらに日本語の力をつけることもできる
大きなチャンスです。
色んな経験を積み、学び、前進するのみ!!
MCF公式WEBサイト(http://www.mcfund.or.jp/)
7月7日(木)19時より【第11回JICAオンラインセミナー】に
元朝日新聞社の記者でウルグアイ日系社会の移住史刊行に携わった馬場由美子氏と共に、
本校校長が登壇いたします。(二人の講演と対談)
多くの皆様に南米からの在日の子どもたちの現状と教育問題を知っていただく機会です。
是非、一人でも多くの皆様にご視聴いただきたくご案内いたします。
※ご視聴には登録が必要となります。
日時:2022年7月7日(木)19:00~20:20 予定
方法:オンライン(Zoom)
参加登録: ウェビナー登録 - Zoom
定員:先着500名様
詳細:「多文化共生・日本社会を考える」連続シリーズ第11回:「複文化人」を考える -浜松の南米系外国人学校ムンド・デ・アレグリア学校長と、
2022年6月8日
浜松ハーモニーロータリークラブ様のお声がけで、昨年に引き続き
「花のリレープロジェクト」事業の一環である寸座駅の清掃活動に参加させていただきました。
日頃より清掃活動をされている百寿会の皆さんと一緒に
草の清掃、そして花を植えるお手伝いに
小学4年生14名と教員2人が汗を流しました。
寸座駅からの美しい景色に子どもたちはまるで遠足のように
嬉しそうに清掃活動を行い、ときおり寸座駅に入ってくるラッピングされた
天浜線の電車に歓喜の声をあげていました。
活動の終わりには浜松ハーモニーロータリークラブ様より
子どもたちにお菓子の詰め合わせとジュースをいただき
子どもたちは大喜びでした。
浜松ハーモニーロータリークラブの皆さま
楽しい活動の機会を与えていただいた上に
お土産までいただき誠にありがとうございました。
2022年6月7日
「外国籍のお子さんにも、是非 日本の文化体験を!」と、本校に着物セットをご寄付くださった着付けの先生(山本様)とボランティアの方々9名が本校高等部生徒に着付けをしてくださいました。
日ごろ、日本文化といえば「アニメ!」と答える生徒たちですので、「着物」に興味があるのかなと半信半疑のまま「着物を着てみたい人!」と生徒を募集したところ、あっという間に15名集まりました。今回は、子どもたちに馴染みのある「浴衣」ではなく、足袋を履いて、長襦袢、着物、帯・・・と、順に身にまとう過程がありました。最初から出来上がりまで、興味深くじっと珍しそうに見入っている生徒がほとんどでした。
着物の魔力?と思うほど、着付けが終わった生徒は、何も教えなくても、姿勢正しく、物腰が丁寧に・・・。体験は、1時間ほどでしたが、非日常の時間を思う存分楽しみ、スマホでの自撮りも おしとやかな笑顔で、大満足でした。
山本先生、着付けボランティアの皆様、
お忙しい中、貴重な日本文化体験の時間をありがとうございました。
5月29日(日)
プレナスなでしこリーグ2部第10節
静岡SSUボニータとつくばFCレディースの試合に
日頃よりご支援いただいております静岡県セイブ自動車学校様に
ご招待いただきました。
ブラジル人保護者50名、生徒46名がボニータの応援に行きました。
晴天に恵まれ暑い日になりましたが
白熱する試合に盛り上がりました。
静岡県セイブ自動車学校様、ありがとうございました。
5月28日(土)
浜松アクト大ホールで開催された
松山バレエ団「ロミオとジュリエット スペシャルバージョン」に
文化庁子供文化芸術活動支援事業の一環として
ご招待いただきました。
本校から22名の高校生が鑑賞しました。
息つくしまもなく続く音楽と、色とりどりに繰り広げられる舞台に
あっという間の2時間半でした。
今年で70年踊っていらっしゃる、あのプリマバレリーナ森下洋子さんの
笑顔と舞い姿も健在!! みんな息をのみました。
松山バレエ団さま、素敵な時間をありがとうございました!!
2022年5月28日
晴れ渡った週末、キャンペーン中でお忙しいスズキ自販 篠原さまへ
また生徒が伺わせていただきました。
構内でお見かけする紅一点の女性整備士さんと一緒に
お手伝いをさせていただきました。
スズキ自販 篠原のスタッフの皆様
ありがとうございました!!
MCF公式WEBサイト(http://www.mcfund.or.jp/)
2022年5月21日
4月28日、スズキ自販様への職場訪問をさせていただきましたが
希望者が多かったため、さらに2日×二名の訪問の機会をいただき
本日、第一陣がお世話になりました。
作業予約ボードのご説明のあと、工場内をご案内いただきました。
次々と入庫する車の点検修理作業を間近で見ることができ
作業の仕上げの車内清掃などのお手伝いもさせていただきました。
車内清掃ひとつを取っても、お客様のことを考え
細かい配慮の元に行われていることのご説明を受け、丁寧に取り組みました。
生徒たちは現場を見れたことで、大きな刺激を受け
自分の進む道について、さらによく考える様子が見えました。
あともう1日お世話になります!
スズキ自販の皆様、ありがとうございました!!
MCF公式WEBサイト(http://www.mcfund.or.jp/)
2022年5月11日
昨年度、新型コロナで世界の動きが止まったような時に
「今、必要なものは何ですか。」とお声がけいただき、
子供たちが授業の合間に行う手洗いで不足がちだった石鹸をご寄附いただきました。
現在、状況がおさまりつつあるとはいえ、手洗い励行はずっと続いていきます。
また今年もご寄附いただけるお知らせをいただき
小学4年生が代表で沢山の石鹸とタオルをいただきました。
浜松東ロータリークラブの皆様、ありがとうございました!!
2022年5月9日
先日、職業講話にも来てくださったアイファーム様より
全校生徒・職員へブロッコリーをいただきました!!
気温も上がってきたので、サラダに変身したブロッコリー達の写真が
その日のうちに送られてきました。
アイファーム様、ありがとうございました!!
2022年4月28日
本校の高校3年生の2名がスズキ自販浜松様へ伺いました。
「日頃、お客様が入ることはありません。」と担当の方が仰る整備工場です。
実際のエンジンに触れたり、備品の管理、廃材の分別、車検内容、コンピューターで
管理された顧客プラン表などをご説明頂きました。
整備・点検を終えた車は内部清掃を終えた後、洗車にかけられます。
その後のから拭きをお手伝いさせて頂きました。
スタッフの方々が、お一人お一人違った内容の業務にテキパキと取り組んでいらっしゃる様子と
責任を負った仕事内容の複雑さに圧倒されていました。
普段は見ることができない貴重な場を訪問させて頂き
ありがとうございました。
MCF公式WEBサイト(http://www.mcfund.or.jp/)
2022年3月25日・4月22日
いつもご支援を頂いている浜松東ロータリークラブ様から
2回に渡る"FM Haro!"への出演の機会を頂きました!!
場所は皆さん、良くご存知のソラモ内にあるUP-ONスタジオです。
出演は、普段インスタグラムやFacebookで学校の様子を日本に住むブラジル人達や
母国に向けて発信している、ジャーナルクラブの生徒達でした。
浜松とその周辺市に、学校の特色や授業、部活動の様子、そして自己紹介などを
生の声で多くの日本の方々に聞いて頂けるチャンス!!
初めてのスタジオに緊張していましたが、パーソナリティーの北島さんのフレンドリーな
進行でアットホームな中、沢山のお話をさせて頂きました。
貴重な体験をありがとうございました!!
2022年 3月25日
毎月、当校へブロッコリーをご寄付くださる株式会社アイファーム様が
職業講話に来てくださいました。(ブロッコリーもお持ちくださいました)
昨年からのプログラムでしたが、新型コロナで滞っていたところ
状況が落ち着いてきたので再度、プログラムが発進しました!!
アイファームの担当の方はゆっくりで丁寧な日本語で生徒にお話しくださいました。
生徒たちはアイファーム様の方で作成していただいたスライドを
ポルトガル語に翻訳したものを同時に見ていきました。
実はこれには膨大な作業がありました。
アイファーム様が展開される農業の最新技術について作ってくださったスライドを
本校の日本語教員と母語教員で翻訳に取り掛かり、さらに専門用語などは
再度アイファーム様にご説明願い、理解して落とし込み翻訳をするという
根気強さと緻密さが要求されました。
「同時通訳でやれば?」という声があるかもしれません。
ですが、やはりそこにも専門的な分野である場合はプレゼンテーターと
通訳者のすり合わせ無しでは成り立ちません。
さらに、通訳を聞きながらだと生徒たちにとっては倍の時間
二言語を聞くことになり折角のスライドも時間と共に
意味をなさなくなっていく恐れがあります。
動画も含めたプレゼンテーションで
今まで知ることのなかった現代の農業の世界を勉強させていただきました。
最後には生徒たちから感謝を込めて、いつもいただいているブロッコリーが
どんなふうに料理されているのか紹介するプレゼンテーションを行い
お礼の色紙をお渡ししました。
アイファーム様、ありがとうございました。
MCF公式WEBサイト(http://www.mcfund.or.jp/)
2022年2月21日
【 就職のための日本語クラス 発進!!】
年明けからの新型コロナ感染拡大を受け、本校では6年生〜高校生のオンライン授業を続けていましたが
ようやく2月半ばからムンド校の生徒達が全員揃って対面授業が始まりました。
今年度で3年目になる「就職のための日本語クラス」も2月21日にスタートしました。
日本語に自信のある生徒、日本語を発するのに恥ずかし気な生徒、と様々ですが
"日本で就職する"という明確な意志が見えるメンバーでスタートです。
就職の際に必要な日本語力や知識をつけ、いつでも自信をもって就職活動に向かえるように準備を進めていきたいと思います。
初日は日本式の"お辞儀"の仕方で緊張をほぐし、恥ずかしがることなく自己紹介できるようロールプレイを行いました。
続いて、パソコンとプロジェクターで共有しながら"どんな仕事があるのか意見を出し合いながら語彙確認し、
日本語・ポルトガル語で入力するなど日本のパソコンの使い方も経験しました。
社会への一歩を踏み出す前に多くの体験を積んでもらうため尽力します。
※ キャリア教育事業は、「ドコモ市民活動団体助成事業」からの助成金により実施しています。
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日本語能力試験 合格者札かけ式
2月22日昼休み、合格した生徒たちの札かけ式を行いました。
ムンドではたくさんの生徒たちが、日本語能力試験に挑戦しています。
N5~N1までの5つのレベルがありますが、一番上のN1は日本人でも難しい問題が出てきます。N2,
N1に合格すると、日本での大学進学の道が開けます。また、就職する生徒にとっても大事な資格になり
ます。そのため生徒たちは、合格目指してそれぞれに努力を重ねています。
めでたく合格すると、合格者は校内の「合格者名」に自分の名前の札をかけることができます。N1合
格者は、写真入りの合格証が廊下にも掲示されます。
昼休みの「札かけ式」には、合格者だけでなくたくさんの生徒が集まりました。
合格者は、一人ひとり校長先生に名前を呼ばれ、自分の名前の札を合格級のところにかけます。集ま
った仲間たちから歓声があがると、それに応えたり、照れくさそうですが嬉しそうな表情を見せたりし
ていて、とても温かい場になります。
N1合格!(中学2年生)
合格した生徒は、自信を深めさらに上を目指そうとし、残念ながら不合格だった生徒は、「次こそ
は!」と決意を新たに挑戦しています。そして、応援に集まっていた生徒たちにも「次回は受けてみよ
う。」というモチベーションになっています。日本語担当教師たちは、そんな生徒たちの意欲に応えら
れるようなよりよい授業を行おうと、一層身を引き締めています。
祝 創立19周年!
2月6日、創立19周年目を迎えました。
静岡県にもまん延防止等重点措置が実施され、6年生~高校生はリモート授業が続いていたので、学校で一緒にお祝いすることができませんでしたが、教職員、そして小学5年生までの子どもたちとささやかに乾杯しました。
2021年もコロナ禍で行事や活動などが縮小・中止され、子どもたちも引き続き「がまん」の一年を強いられることとなりましたが、今年度、松本校長が「外務大臣表彰」、ムンド・デ・アレグリア学校が「地球市民賞」と栄誉ある賞を受賞しました。
これまで、日本でも母国でも進学・就職できる学習できる「ダブルアドバンテージ」を目指し、一歩ずつ歩んできたことが認められました。教職員一同とても勇気をいただき、これからの活動の大きな原動力にもなります。
来年は20周年の節目の年です。
20周年目に向けて、2022年もムンド校らしい取り組みを実施していきたいと思います。
中等部・高等部卒業式
2022年1月22日 グランドホテルにおいて
ブラジル課程中等部・高等部、ペルー課程の中等部の卒業式を執り行いました
今年もコロナ禍のため、人数制限を設けました。
通常は中等部・高等部合同ですが、今年は別々に、、、
少し寂しい卒業式になりましたが、それでも卒業生にとっては一生に一度の大切な思い出に残る日です
≪卒業証書授与≫
≪卒業生代表から校長へのお礼の言葉≫
「一人一人の未来が明るくなるよう、いつも導いてくださったこと心より感謝しています。
将来、校長先生より素晴らしい人に出会うことはできないと思います。
たくさんの忘れられない思い出をありがとうございました。」(抜粋)
ムンド校で過ごした日々を力に変えて
それぞれの未来に向かって歩んでくれることを願っています
幼稚部・小学部卒業式
2022年1月15日
ブラジル課程幼稚部・小学部の卒業式を執り行いました
ブラジルは「基礎教育課程Ⅰ」が日本の小学校1年~5年生、
「基礎教育課程Ⅱ」が6年生~中学3年生です。ですので、小学部は5年生が卒業式を迎えます
今年もコロナ禍のため、感染防止に気をつけながらの実施となりました
≪幼稚部卒業証書授与≫
≪小学部卒業証書授与≫
2月の新年度からは、それぞれ次のステージでの学校生活が始まります
ムンド校では母語でしっかりと学習を積み上げ、日本語能力も身に着けられる授業を実施しています
"ダブルアドバンテージ"の機会を充分に生かしてくれることを願っています
「2021年度 国際交流基金 地球市民賞」の受賞団体 に
ムンド・デ・アレグリア学校が 選ばれました!!
皆様の日ごろの温かいご支援のおかげで 受賞することができました。
教職員生徒一同、皆様に 心より感謝申し上げます。
▽「地球市民賞」トップWEBページへ
国際交流基金 - 国際交流基金地球市民賞 (jpf.go.jp)
▽「国際交流基金」トップWEBページへ
国際交流基金(ジャパンファウンデーション) 日本語 (jpf.go.jp)
ラーメン三太様でのインターンシップ
2021年12月21日(火)、22日(水)
高校3年生の生徒がラーメン三太様のご厚意によりインターンシップをさせていただきました。
インターンシップ前には、現場で生徒が言葉で戸惑うことなく可能な限り仕事に取り組めるように、
店内で使われる物の名前や接客用語などを日本語クラスで事前学習しました。
外国籍生徒には、そのような準備はとても大切です。
ラーメンの内容については、ラーメン好きな生徒達の方がよく知っていることも多く、
更に接客用語も「こういう場合、店員さんは何て言いますか?」と質問すると
スラスラと答えることができました。
実体験から覚えた日本語は強いな、とこちらも再認識させられました。
授業では大いに盛り上がりながらも、やや緊張しながら当日を迎えましたが、
食に興味のある生徒だったので、「親切なお店の方々に助けて頂きながら働けて楽しかった」
と話してくれました。
ラーメン三太の皆様
ありがとうございました。
※キャリア教育事業は、『ドコモ市民活動団体助成事業』からの助成金により実施しています。
MCF公式WEBサイト(http://www.mcfund.or.jp/)
「遠州工業株式会社」様にて職場見学させていただきました
2021年11月30日(火)
遠州工業株式会社様(浜松市南区)を訪問させていただきました。
まず初めに社長様から会社の概要をご説明いただきました。
こちらの会社では、ブラジルやベトナムの従業員もいらっしゃるので、外国籍の生徒にとっても溶け込みやすく、また、入社時に日本語が初級レベルであってもブラジル人の先輩がいるので、働きながら日本語を学んでいけば大丈夫とお話しくださいました。
次に工場内見学をさせていただきました。日本語が初級の生徒には、ブラジル人の従業員の方が通訳をしてくださったので、初めて見る機械や作業に集中して見学することができました。
工場見学後は質疑応答の時間も設けていただきました。
キャリア教育、特に外国籍生徒の就労支援においては、自分の目で見て体験できる
職場見学、職場体験、インターンシップは日本人の就労支援以上に重要です。
遠州工業株式会社の皆様、
貴重な機会をいただきありがとうございました。
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※2022年2月3日をもって、本募集を締め切りました。
本校に 興味を持ってアクセスしてくださった皆様、ありがとうございました。
ムンド・デ・アレグリア学校で
「是非、外国籍の子どもたちに日本語を教えてみたい!」という意欲のある方、
お待ちしております!
~ 募集内容 ~
□ 仕事内容:1、当校在籍のブラジル人およびペルー人児童・生徒への日本語教育
2、学校業務全般(授業スケジュール管理、学校行事の関連業務 等)
□ 勤務形態:常勤職員 ※非常勤講師を ご希望の方は、ご相談ください。
□ 就業時間: 8:00~ 16:45(昼休憩等含む)
□ 勤務日数:週休二日(土・日休)※土曜日については要出勤日あり
□ 給 与:月額 165,000円 ※試用期間あり 入校後3か月
□ 採用条件:下記➀および➁
➀ 当校の教育方針を理解し、日本語教育関連業務において意欲と向上心がある方
※応募時の資格や経験は不問ですが、
働きながら 当校で実践している指導法等を学んで頂く必要があります。
(資格とは:大学で日本語教育を主/副専攻した方、日本語教育能力検定試験に合格した方、
日本語教師養成講座420時間を修了した方、小・中・高校教員免許をお持ちの方 等)
➁ 基本的なパソコン操作(エクセル、ワード、パワーポイント)ができる方
□ 募集人数:1名
□ 通勤方法:車通勤可、駐車場有
★ 詳細につきましては、お気軽に 下記 担当者の連絡先に直接お問い合わせください。
【学校法人 ムンド・デ・アレグリア学校】
担当者:コーディネーター 岡 則子(おか のりこ)
連絡先:090-2168-2452
メールアドレス okamundodealegria@gmail.com
※所在地は当ホームページ内の「所在地・アクセス」をご確認ください。
パソコンを使っての授業(就職のための日本語クラス)
近年、仕事でパソコンを使うことは当たり前になってきました。
本校のブラジル課程でも「情報」の授業があり、コンピューターについて生徒は学んでいます。とはいえ、本校には生徒が使用できるパソコンの台数が十分にないので、テキストだけで学ぶことが多く、実践はほとんどない状況です。
生徒は、情報系の知識はありますが、日ごろポルトガル語でスマートフォンやパソコンを使っているので、日本語での入力や操作には大変不慣れです。
できれば生徒たちが日本語で入力して使用できるようにパソコンが欲しいと思っていました。そんな中、ドコモ市民活動団体助成事業様からの助成金により、生徒が使用できるパソコンを購入することができました。
日本で就職を目指す生徒にとっては、日本語での操作は不可欠であることから「就職のための日本語クラス」で、基本的な入力練習などをサポートしています。
教職員一同、今後も精進して参ります。
※キャリア教育事業は、『ドコモ市民活動団体助成事業』からの助成金により実施しています。
MCF公式WEBサイト(http://www.mcfund.or.jp/)
2か月早い『書初め教室』
当校では、毎年、日本文化学習の一環として『書初め』を行っています。通常は新年1月に新たな気持ちで書くものですが、ブラジル人学校は12月が学年末です。クリスマス、新年にかけて一時帰国をする生徒も多く、『書初め』を書けません。そこで今回は、一人でも多くの生徒が毛筆で字を書けるようにと前倒しに実施しました。
6年生から高校生までの生徒が、それぞれ自分の好きな漢字を一字選び、慣れない毛筆に苦戦しながら書き上げました。
「愛」や「夢」は書くのが難しいですが、人気があります。
学校の廊下に全員の作品を展示しました。
まるで、新年を迎えたようです。
クラブ活動の時間に、半切に書いた生徒もいます。
とても生き生きと上手に書けました。
緊張してゆっくりと時間をかける生徒、一度で豪快に書く生徒、文字には個性が溢れています。
書道は大切な日本文化の一つです。当校の日本語教育では、「言語」だけでなく、「文化・習慣・マナー」も指導しています。
1年に一度の『書初め』、今年も楽しくできました!!
携帯ショップ職場体験
2021年10月25日(月)
就職クラスの生徒二人が携帯ショップで職場体験をしました。
このショップには、本校の卒業生が正規社員として働いています。
職場体験の当日も二人の先輩である卒業生がポルトガル語と日本語、両言語で説明をしてくれたので、二人の緊張もほぐれました。
日本で仕事をしていくためには日本語習得が不可欠ですので、就職クラスでも日本語を頑張って学習している二人です。
自分たちの先輩がポルトガル語と日本語を使って働いている姿を見て、二人のモチベーションもあがります。
接客時の敬語は難しいようでしたが、商品説明も含め、国籍に関係なく、皆入社してから覚えていくことが多いと聞いて安心していました。
様々な職場体験を通じて自らの職種を自分で決められることが職場体験の目的でもあります。
1月の卒業までに正規雇用として就職先が決まるようにラストスパートです。
アミックテレコム株式会社auショップイオン浜松志都呂店の皆様
ありがとうございました。
※キャリア教育事業は、『ドコモ市民活動団体助成事業』からの助成金により実施しています。
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本校卒業生のイノウエタツヤが正社員として自動車整備会社への採用が決定しました。彼は卒業後、派遣社員として働いていましたが、家庭の事情でブラジルへ一時帰国しました。そして、2年ぶりに日本に戻ってきて、学校に挨拶に来ました。
ちょうどその日が整備士の「職業講話」のリハーサル前日。彼は車に興味があったので、リハーサルへの参加を促し、リハーサルで整備士の仕事や資格について学習して、さらに興味を持ちました。静岡県自動車整備振興会様が彼と話をしてくださり、すぐに会社をご紹介いただき応募しました。
入社試験に向けて、急遽、「就職クラス」で履歴書・面接指導を実施。一次面接を無事通過、筆記試験もクリアし、最終の社長面接も見事合格し採用が決まりました。
彼は、在学時、母語の学習に加え日本語の勉強も積み重ね、日本語能力試験N2を取得していたので、その努力も実った形になります。今後は正社員として自動車整備会社で働きながら、国家資格取得に挑んでいきます。経済的な理由により進学が難しい生徒の多い中、働きながら資格取得のできるこの制度はとても魅力のあるものです。保護者のほとんどが非正規労働者で、安定しない生活を送る中、一人でも多くの正社員を輩出することがキャリア教育の大きな目的です。
10月1日より社会人生活がスタートします。地道に努力を続け、4年後、立派に二級自動車整備士の国家資格を取得できる日を期待しています!
※キャリア教育事業は、『ドコモ市民活動団体助成事業』からの助成金により実施しています。
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