


《1月》 浜松市が校舎支援の意向表明 |
浜松市が利用されていない旧雄踏町役場庁舎の再利用として、一部を当校に 校舎として貸し出す意向であることを明らかにする。設立以来校舎は古い事務所 跡を教室に改造したもので、音楽室、体育館、運動場、理科室、保健室、図書室、 全てなし。一部教室には窓なし、十分な数のトイレ、手洗い場なし、職員室なし他 「ないないづくし」の狭いところに約100名の児童生徒が集い学んでいた。 これはまさしく朗報。 |
保護者の失業により 授業料納入困難な児童生徒の授業料免除開始 |
企業から従来の支援が困難となり、経営は逼迫するが「子供達を教育の場から 去らせたくない」一念で保護者の就労支援に動く一方で授業料免除も決定。 |
《2月》 |
東法人会より チャリティ金12万7千927円寄付賜る |
スズキビジネスより チャリティゴルフ大会のチャリティ金64万円寄付賜る。 |
文化庁「生活者としての外国人」のための日本語教育事業に参加 |
2月2日より3月31日まで定住外国人対象に日本語教室開催 |
《3月》 |
ホンダ・スズキ各グループ20社から 寄付400万円が恵与される |
《4月》 |
文化庁「生活者としての外国人」のための日本語教育事業に参加 |
7月より開始。 |
《6月》 |
文科省「定住外国人子ども緊急支援プラン」(虹のかけ橋)説明会出席 |
事業への参加決定 |
日本語ボランティア養成講座開催 |
地域の日本語指導者育成に着手。8月まで全20回。受講生13名でスタート。 |
《7月》 |
浜松周辺で不就学児童生徒の実態調査開始 |
8日 スズキビジネスより チャリティゴルフ大会のチャリティ金61万円寄付賜る |
《9月》 |
18日 ペルー大使来校・視察 在校生が窮状を訴える |
在校生の一人(15歳)が大使に訴える。「ぼくは5か月間、弟と家にいました。 毎日何もしていませんでした。前はこの学校にいましたが、両親の仕事がなく なって、ペルーに帰ると言って学校を辞めました。ある日、松本校長先生から 電話がありました。 『家にいるなら、学校においで。月謝の心配はしなくていいから』と言われ、 ぼくは弟と学校に帰ってきました。今、とても楽しいです。僕のような子供を 学校に来られるようにしてください。お願いします」。 これを契機に、ペルー人生徒7名への奨学金の支給が決定される。 |
《10月》 |
不就学児童生徒のための教室開設 |
文科省の「虹のかけ橋」事業に参加決定するも、契約が遅々として進まず。 不就学の子供達をこれ以上待たせるに忍びなく独自にスタートさせる。 |
13日 浜松市と静岡県に補助金増額の陳情書提出 |
陳情者 校長 松本雅美、 浜松商工会議所会頭 御室健一郎氏、 当校理事 浜松商工会議所副会頭 山本佳英氏(ホンダ取引先代表・ (株)エフ・シー・シー代表取締役)、 当校理事 浜松商工会議所副会頭 山内啓司氏 |
経済不況による日系人失業者の増加が経営悪化を招いている現状を訴え、 補助金の増額(公立学校、私立学校の半額相当に)を陳情。 |
23日 文部科学大臣に、外国人学校への寄付に対する税制優遇適用と 他校と同額並みの国の補助金支援の陳情書提出 |
陳情者 校長 松本雅美、 浜松市長 鈴木康友氏、 浜松商工会議所会頭 御室健一郎氏、 スズキ(株)代表取締役会長 鈴木 修氏 |
《11月》 |
16日 文科省と「虹のかけはし」事業契約締結 |
10月にスタート済みの「不就学児童生徒のための教室」を 文科省「虹のかけ橋」事業として補強継続。 |
《12月》 |
9日 スズキビジネスより チャリティゴルフ大会のチャリティ金55万5千円寄付賜る。 |