


1) 授業料を安くし、経済的理由での不登校児童をなくすように努めます。
日系人の子供たちは、日本の公立学校で教育を受けるか、母国語の外国人学校で学ぶかの選択ができるようにするべきだと考えていますが、現状は外国人学校の授業料が公立学校の10倍位高いために、親の経済的な理由でその選択肢が狭められています。
当校は、南米系外国人学校としてわが国で始めて「学校法人」の認定を得ました。これから当校は学校法人として、産業界と行政の支援を受けながら授業料を安くすることに努め、経済的な理由で不登校となる子供をなくし、又は日本の公立学校になじめない子供の受け皿となります。
2) 母国語による学年に見合った授業を行い、子供たちに学ぶ喜びを教えます。
義務教育年齢の南米から来た日系人の子供たちに、母国政府の認定を受けたカリキュラムで母国の先生が母国語で、学年に見合った必要な教育を行い、子供たちに学ぶ喜びを教えます。親の都合で学年の途中で帰国してもスムーズに母国の学校に同じ学年で編入でき、当校を卒業すれば母国政府認定の卒業証書が発行され、母国で大学進学も可能となります。
子供のころに日本に来た日系人は、母国語も日本語も中途半端になりがちですが、当校ではまず母国語を確立させ、それに加えて日本語も教えることで勉強に興味をもたせ、自信をつけさせます。
3) マナー・躾をしっかり教え、私達の良き隣人として共生できるようにします。
浜松市には約2万人の南米系日系人が生活しています。伝統文化の違いはありますが、日本で生活するには日本のルールを守るよう、日系人にもしっかりと日本のマナーや躾を教えていきます。そしてお互いの役割を自覚し、助け合いながら共生できるようにします。
このような教育が外国人の犯罪を減らすことにも繋がり、浜松市が国際都市にふさわしく活気に満ちた明るい町となる一助となります。
4) 他校や地域、母国との交流を盛んに行い、視野の広い国際人を育てます。
地元の学校との相互交流や地域の行う行事(浜名湖花博、自治会主催の祭りなど)への参加、母国の政府関連機関が行う行事(独立祝祭、移民○周年など)への参加など、校外との交流を積極的に行い、また、母国の歌や踊りなどの伝統文化を教え、視野の広い国際人を育てます。
その結果、当校の卒業生から立派な見識を備えたリーダーが生まれるものと期待しています。
5) 暴力やいじめ、不正等のない明るい学校にします。
暴力やいじめ、不正等が発覚した場合は直ちに厳格に対処し、規律正しくのびのびと明るい学校とします。また、学校の経営内容に当たってはオープンかつ法令遵守を基本とし、子供達にも遵法精神を教えます。
1.外国人の義務教育学校として、わが国のモデルとなること。
2.10年以内に独立して安定した経営ができるような体質にすること。
3.「日本と南米諸国との架け橋」となること。
4.日本又は母国の一流大学に進学できるレベルを確立すること。
5.当校卒業生から、立派なリーダーを誕生させること。
(理想としては母国で大統領を誕生させること。)