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正規社員として働く卒業生の体験発表
2020年12月10日
「ドコモ市民団体助成事業」様でご支援いただいている「就職クラス」1年目の卒業生の体験発表会を開催しました。
通常の日本語クラスに加えて「就職クラス」で日本語を勉強し、面接の練習・履歴書の書き方を練習し正規社員となった卒業生です。
後輩たちに正規社員として働いている「今」をいろいろな視点から話してくれました。
彼女たちは株式会社ニチイ学館様で働いています。
1人は日本語がほとんどできない状態でしたが、母国で自分のおばあさんの介護をしたことがあるということで介護職を目指していました。履歴書も何度も書き直し、きれいに書けるようになり、正規社員として合格を頂きました!
もう一人はおじいさん、おばあさんと一緒に住んでいることで介護の仕事をやりたいと思ったようです。彼女も「就職クラス」で熱心に勉強し、正規社員として合格を頂きました!
2人とも職場にも慣れて人と触れ合う仕事に意欲を感じ、楽しそうに生き生きしていました。
今回、他の学校ではできない「ムンド・デ・アレグリア学校」ならではの2ヶ国語での発表会が実現しました!
ブラジル課程を卒業した生徒がポルトガル語で、ペルー課程を卒業したもう一人の生徒がスペイン語で今の彼女たちの職場のことや思う事を話してくれました。
どんな仕事をしているか。
コロナ禍でも安定して働いていられる正規雇用の現状に安心していること。
楽しいこと。
大変なこと。
いろいろなことをたくさん話してくれたので、後輩たちからも時間をオーバーする程の多くの質問も出ました。
「介護の仕事に何の興味もなく、やりたいとも思っていませんでしたが、興味が湧きました。」
「とても分かりやすく楽しかったです。」
そんな感想が生徒たちから出ました。
先輩後輩ならではの活気のある楽しそうな発表会でした。
今後もこのような生徒が増えてくれることを願います。
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