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正規社員として働く卒業生の体験発表<第3回>
2021年5月26日
「ドコモ市民団体助成事業」様でご支援いただいている事業での
「正規社員として働く卒業生の体験発表」の第3回目をムンド校内で執り行いました。
今回は、不動産の仕事をしている卒業生が発表をしてくれました。
彼女は当校の日本語クラスと進学クラスで一生懸命勉強をして、
専門学校へ進み、インテリアデザインを専攻し、学びました。
専門学校の勉強に加えて、宅建の資格も取得し、
興味のあった不動産関係の会社に就職することができました。
日々の店頭業務では、日本人のお客様にも外国人のお客様にもマルチに対応でき、
強みのあるバイリンガルを前面に活かす仕事で活躍している卒業生です。
在校生たちは先輩である卒業生の話を聞いて、とても世界が広がったようです。
頑張って日本語の勉強をすれば自分も選択肢が広がり、
自分のやりたい職業に就くことができると思えてきたようです。
在校生からは
・仕事の中で大変だったこと、この会社で働いていてよかったと思うこと
・漢字はよく使いますか
・外国人と日本人の社会での違いは感じましたか
等々、いろいろな質問が出ていました。
周りに不動産会社で働いている人がいない生徒は、大変だったことやよかったと思うことを聞いて
どんな仕事かというイメージを膨らませたかったようです。
どれくらい勉強したら同じように資格を取得したり、
就職したりできるのかということも知りたくなったようでした。
質問にもあった「漢字」、漢字がやはり生徒たちには難しいことの一つなので、
大変気になっているようでした。
このように卒業生の話を聞き、日本語の勉強に必要性を感じ勉強へのモチベーションが上がること、
少しでも多くの生徒が正規社員を目指してくれることがとても大事だと思います。
正規社員として安定した生活を送ることができるように、
今後もいろいろな機会を作っていきたいと思っています。
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