


ホーム > ドコモ市民活動団体助成事業 > 浜松市の企業を知ろう! 「スズキ歴史館」「ヤマハイノベーションロード」
= 浜松市の企業を知ろう =
当校には中高校生で来日した生徒もいるため、地元有名企業とはいえ 名前は知っていてもその詳細を知らないという現状があります。
そこで、「地元浜松市の企業を知ろう」という取り組みを行いました。
幸運なことに、浜松市には企業博物館が複数存在しています。今回は「地元再発見!」をテーマに、二つの企業博物館、自動車メーカー「スズキ歴史館」、楽器メーカー「ヤマハイノベーションロード」を訪問させていただきました。
◆2021年6月29日◆
まず、歴史館の3階を見学し「スズキ株式会社」の歴史を学びました。
全員が驚いていたのは、織機メーカーが始まりだったことでした。
想像もしていなかったと、珍しい織機を興味津々に見入っていました。
今見ても、かっこいいと思えるバイクや車がたくさん展示してあったこともとても楽しかったようです。
織機→バイク→自動車、現在のようなテクノロジーがない時代からこんなに長く進化し続けているのだということがわかり、開発への熱意と工夫が感じられたと感動していました。
2階では、自動車の開発の流れや模型、自動車の内部構造も見ることができました。
工場でのロボット操作も体験でき、仕事として、とても興味がわいたようです。
自動車ができるまでの映像を見ながら待っていると、金型の機械からコロンと出てくるミニカーには皆、大興奮でした。ミニカーを走らせながら「空から見た遠州地方」の地図上で自宅を探すことも楽しんでいました。
「スズキ歴史館」の皆様、ありがとうございました。
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◆2021年7月13日◆
鍵盤になっている消毒液でのお出迎えは正に「ヤマハ株式会社」という感じで、生徒はみ皆一瞬でヤマハの世界へ入り込みました。
「ヤマハ株式会社」の歩みや歴史を絵巻物風に描いた壁を見ながら学ぶことができ、船や家具など楽器以外のいろいろな分野の物を作っていることを知ることもできました。
とても古い貴重なオルガン、最新の音と共に映像が流れるピアノなど、楽器の歴史も見たり体験したりすることができ、生徒たちは本当に喜んでいました。
楽器を弾いた経験のない生徒は、「何か一つでも楽器を弾けるようになりたい」、「様々なデザインの楽器を見ているだけでも楽しかった」と話していました。
「ヤマハ イノベーションロード」の皆様、ありがとうございました。
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二つの企業博物館への訪問により、地元企業の素晴らしさがわかったようです。
このようにいろいろな職種を知り、自分の働きたい職種や企業に出会えることを願っています。
昨年から続く新型コロナ感染拡大の影響で予定していた地元企業様への訪問が次々とキャンセルになり、がっかりすることも多い生徒の現状です。今回の企業博物館訪問を通して、参加した生徒が笑顔になり、「わくわく」する時間を経験・共有できたことは、とても喜ばしく、本取り組みは大変有意義なイベントとなりました。
MCF公式WEBサイト(http://www.mcfund.or.jp/)