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2010/01/26

引越しました。1月18日盛大に移転開校式開催

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うれしいな!子どもたちはニッコニコ!立派な校舎になりました!

ムンド デ アレグリア学校は移転しました

2010年1月18日  盛大に移転開校式が行われました。ムンドデアレグリア学校.jpg

浜松市に深く感謝します。ご支援くださる皆様、ありがとうございます。

 悲願であった広い校舎、それがついに実現しました!浜松市との合併で空き庁舎となっていた浜松市西区旧雄踏町役場跡に浜松市が「外国人学習支援センター」を開設。その2階を当校に貸してくださいました。当校のような外国人学校が公的施設を貸与される例はなく、全国初です。外国人集住地区である浜松市の「多文化共生」施策の意気込みを見ました!浜松市は当校設立当初、よちよち歩きの時より親身になって応援してくださっています。浜松市に感謝すると同時に、教育分野で当校が果たしてきた社会的役割を高く評価していただいた証であると自負するものです。

松本雅美校長 共生社会をリードする人に育て!
 

校長あいさつ 「先生、学校をつくってくれてありがとう」これは学校設立1周年を迎え、私がドン底にいた時に生徒たちから言われた言葉です。その子どもたちの笑顔と言葉を心に刻み、それをエネルギーにして今日ここにいます。このような素晴らしい学習環境を整えていただいた浜松市、ご支援を頂いたみなさまに、6年前、私が子どもたちからもらった感謝の言葉を、今、あのときの子どもたちと同じ気持ちで申し上げます。ありがとうございました。子どもたちが誇りをもって学ぶことができるこの校舎で、一人でも多くの子どもたちに「学ぶ歓び」を!を合言葉に、より充実した母語教育と日本語教育を実践します。一人ひとりの子どもが将来に夢がもて、自分の未来は自分で選択し切り開いていけますよう、また共生社会を担い、リードする人材の育成にまい進します。それが皆さまのご恩に報いるものと思います。
 

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鈴木康友浜松市長が祝辞の先頭を切って、松本校長のこれまでの労をねぎらい、心強いご支援のお言葉をくださいました。祝辞はカプニャイ ファンカルロスペルー共和国特命全権大使、ルイス セルジオ ガマ フィゲイラ在浜松ブラジル総領事館総領事、川勝平太静岡県知事、城内実衆議院議員と続き、スズキ株式会社 鈴木修取締役会長、学校法人国際ことば学院 末續晨一郎理事長より寄せられた祝電が披露されました。
 
 
保護者代表 小松愛子イレーネさ 「この学校で救われた」
 

hogosha.jpg 「開校式でぜひ、ムンド デ アレグリア学校への感謝の気持ちを言わせてほしい」と日系ブラジル人の小松さん。小松さんは、浜松市から車で約1時間の袋井市在住で、二人のお子さんは電車通学をしています。保護者代表として挨拶した小松さんは、「学校は遠いけれども、今、子どもたちが元気に学校に行けて本当にうれしい」と最初に述べ、そして公立学校でイジメにあい16ヶ月間も家に閉じこもり「いのちの電話」に電話するほど辛かった時期のこと、この学校にきてから子供たちがみるみる元気を取り戻し救われ感謝していること、この学校は素晴らしい、と涙ながらに熱く語りました。
 

生徒代表 ケプレル ナオロ ガルシア カタヤマくん 「学校っていいな」
 

katayama.jpg 最後に生徒代表として、ケプレル ナオロ ガルシア カタヤマ君が、「広くきれいな校舎になってうれしい。生徒はみんな喜んでいます。ありがとうございました」とお礼を述べ、それから、親の失業で学校に行けなくなり弟と5ヶ月間家にこもっていたこと、ある日それを知った松本校長から電話があり「家にいるなら学校においで。お金の心配はしなくていいから」と言われ、また学校に戻ってきたこと、学校で友だちや先生と一緒に勉強できることが楽しくてしかたがないことを語りました。参列者の方々は、うなずきながらケプレル君の話を聞きかれ、大きな拍手をされました。 

 
 
開校式お楽しみ会
 開校式の後、2階の広間でお客様に学校行事の写真のスライドショーと民族衣装に身を包んだ小学生のペルーの踊りを、ブラジルとペルーの軽食をつまみながら楽しんでいただきました。ブラジルのコシニャ、エンロジャドデカルネやペルーのエンパナダ、カウサをはじめとする両国の代表的な軽食は、すべて当校職員とその家族が作ったものです。お客様は目にも美しい皿をのぞきこまれて興味深々のご様子。口に運ばれると「美味しいね~」と目を丸くされました。
 
 
 
 
ご寄付ありがとうございました
飛ぶように売れた笑顔満載ムンド デ アレグリア福招きカレンダー 
開校式後、来賓の皆さまに当校の現状を訴え、子どもたちの図書を買う資金援助のご協力をお願いしました。楽しみ会会場にて販売する2010年当校特製カレンダーを1部千円でお買い上げいただくと750円が寄付になり、それで子供たちのための図書を購入するというものです。昨今の世界的不況は当校をも直撃し、保護者の失業で、学校を続けさせるためには授業料免除や減額をせざるをえない児童生徒が激増しました。このことがただでさえ厳しい経営をさらに圧迫し、子供たちに読ませたい図書が買えないのです。
 
そして2階に行くと、お客様は待ってましたとばかりにカレンダーを買ってくださいました。「協力するよ」とみなさんおっしゃり、中には一人で5部、10部とご協力くださる方も。全校生徒の可愛い姿が、今年福を招きます。みなさま、本当にありがとうございました。また、在庫がございます。これからの方はまだ間に合いますので、ご連絡お待ちしております。
 
お隣のおまわりさん、ありがとうございます。なんと5部もご協力いただきました

 P1020655.JPG

<古い校舎はこんなでした>

卸商団地内の事務所跡を教室に改造して学校にしたものでした。廊下ですれ違う際、ぶつかるほどの狭さで体育館どころか子供たちの遊ぶ場所もなく、子供たちは昼休みに玄関前のほんのわずかな空間にひしめき合ってゲームをしたりおしゃべりをしたりしていました。生徒が増えるに従って教室を増やし改造に改造を重ねた教室には、一部窓もない穴倉のようなものさえありました。約100人の生徒が使うトイレは男子用女子用ともに2つずつしかなく、手を洗うにも昼食後歯をみがくにも、トイレの中の小さな手洗いかトイレ前にもう一つあるところで順番に。こんな「ないないづくしの校舎」でも子どもたちは楽しそうでした。しかし、不憫でした。
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