


9月27日、NFSA日本語スピーチコンテストにブラジル教育課程高等部3年クデケンユウジが出場し、高校生の部で優勝いたしました。NFSAは日本財団による奨学金で日本に留学中の日系人留学生による団体です。
日本語を覚えてからもなお両親は習慣・社会の仕組みの違いという壁を、そして自分自身も小学生時代に孤独を感じていました。周りで支えてくれる人の存在に気づいたとき、多くの人が何らかの壁の前に立ち止まってしまう中、本当に必要なのは通訳ではなく、「背中をおしてくれる人」ではないかと感じるようになったそうです。将来だれかの背中を押してあげられるよう、自分自身が日本社会でしっかりと頑張らねばという決意を話しました。
スピーチした生徒は現在高校3年生。卒業後には、今以上に高い壁が何度も立ちはだかるでしょう。この気持ちを忘れず、恐れず立ち向かってほしいです。