


2011年第2回日本語能力試験の結果が発表されました。
N5 2名、N4 2名、N3 1名、そしてN1 1名の6名が今回見事合格を手にしました。
本当にみんなよくがんばりました。
特に、日本人でも「あれ?正解はどれだろう?」と思ってしまう問題が多く出題されるN1に合格したブラジルの生徒は、なんと若干12歳!彼は日本の小学校に通ったことがありません。
そんな彼の合格の秘訣は・・・日本語の授業内はもとより、普段の生活の中でもいたるところにアンテナを張り、新しい言葉のインプット・アウトプットを積極的に行う努力をしていることです。また、授業内でも他の生徒の知らない言葉があると、日本語で例を提示し説明する場面も多く見られます。
本人のコメント:
「N1に受かって本当に嬉しいです。勉強を教えてくれた先生たちのおかげです。ありがとうございました。これからは、漢字をたくさん覚えることを目標にがんばります!」
(←合格者による札かけ式)
(全生徒の見守る中札かけは行われます→)
今回1点に泣いた生徒もいます。特別対策講座や試験前日に行われた直前講座まで勉強を重ねた彼らは、結果はどうであれ、最後まで弱音を吐かずそれぞれ目標に向かって努力する姿勢を身に付けることができました。
そして生徒の目は既に7月1日に行われる次回試験に向けられています。
今回残念ながら不合格だった生徒はリベンジに、合格を手にした生徒は更に上を目指し、新たな気持ちで勉強に励みます!