学校法人 ムンド・デ・アレグリア

学校法人 ムンド・デ・アレグリア トップページ

学校法人 ムンド・デ・アレグリア

ホーム > ホットニュース > 夏の交流会「平和を考える」(東洋大学・広島大学)

学校法人 ムンド・デ・アレグリア

ホットニュース

学校法人 ムンド・デ・アレグリア
2022/08/24

夏の交流会「平和を考える」(東洋大学・広島大学)

学校法人 ムンド・デ・アレグリア

「複文化」「複言語」で 「平和」を考える

2022年8月9日

 長崎で平和を祈る式典が行われたこの日、ムンド校においても、ブラジル、浜松、広島、3つの都市をオンラインで結び「平和」を考える時間を共有することができました。英語、ポルトガル語、日本語を交えて、「複文化―複言語」での交流会が実現しました。

image001.jpg

 参加したのは・・・

- 日本で母語を学ぶ本校ブラジル課程の高校3年生、

- 広島大学総合科学部国際共創学科で学ぶ4名(ブラジルから留学中の広島にルーツを持つ学生、および、日本ルーツ、日米ルーツ、日フィリピンルーツの学生)、

- 本校で2日間の異文化体験プログラムに参加中の東洋大学国際学部4年生の14名(東北から九州まで日本各地出身の学生)、

- そして、ムンド校を卒業後ブラジルに帰国し、猛勉強の末、医学生となったラファエル先輩、

- さらに、南米からJICAのプログラムで本校で研修中のペルー人、ブラジル人、チリ人のスタッフ

 様々なバックグラウンドを持つ人を繋いでの交流は、初の試みでしたが、 大変有意義な時間となりました。

image007.jpg

<平和を考える>

 77年前の広島で被爆し、その後ブラジルに渡った祖父の話をしてくれた広島大学ケンリョウさん。そして、「なぜ折り鶴が平和公園に集まるのか?・・・」を伝えるために、

被爆の後遺症により12歳で亡くなった少女の話をしてくれた広島大学の学生さん。千羽の鶴を折れば治ると信じ、放射能による白血病と闘ったという「折り鶴」の視点から戦争の悲惨さを学びました。

本校の生徒を始め、全員がプレゼンに聞き入っている様子が印象的でした。ロシアのウクライナ侵攻が日々リアルタイムで報道される今だからこそ、他人事ではないと感じた生徒も多かったようです。

image002.jpg

 

image003.png  image004.png

image005.png  image006.png

image008.png  

<学校紹介など>

 そのほか、東洋大学の学生さんが大学紹介をしたり、英語で14名全員が自己紹介をしたり、広島大の学生さんが広島の有名な観光地や名物の紹介をしたりするなど、和やかな雰囲気でのプレゼンも行われました。

 

image010.jpg  image009.png

image011.png  image012.png

 本校の高3生は、ムンドの学校紹介に続いて、アマゾンのピンクドルフィンや 若者が好きなブラジルフーズを紹介。ブラジルと言えば、ピラニア?シュラスコ?と思ってしまう教員のイメージをよそに、生徒目線、生徒主体のブラジル紹介は、驚きつつも、生の交流の良さを微笑ましく感じるものでした。

image013.png

image015.png  image014.png

急に交流会の話が決まり、準備時間に制限がある中、広島大学の皆さん、東洋大学の皆さんが協力してくださり、実現に至りました。

image016.png

今回、「今だからできるグローバルな時代の多様性」を浜松のムンド・デ・アレグリア学校から発信できたことはとても嬉しく思います。

ブラジル人だから、○○人だから・・・、ではなく、たくさんの可能性を持ったムンドの子どもたち一人一人が、 今回の交流を通していろいろなことを考え、感じ取り、そして将来に向かって行動してほしいと願っています。

河本先生をはじめ広島大学のみなさま、東洋大学芦沢先生ゼミのみなさま、

そして、12時間の時差にもかかわらず、ブラジル・パラナから深夜に参加してくれたラファエル先輩、

ご協力ありがとうございました。

学校法人 ムンド・デ・アレグリア
    学校法人 ムンド・デ・アレグリア
    学校法人 ムンド・デ・アレグリア
    学校法人 ムンド・デ・アレグリア
    学校法人 ムンド・デ・アレグリア
    学校法人 ムンド・デ・アレグリア
    学校法人 ムンド・デ・アレグリア
    〒431-0102 Shizuoka-ken Hamamatsu-shi Chuo-ku Yuto-cho Ubumi 9611-1 TEL(053)482-7666 FAX(053)482-7660
    学校法人 ムンド・デ・アレグリア
    学校法人 ムンド・デ・アレグリア