


本校でも、4月13日(月)から、高学年以上高校生までは、他の浜松市内の学校に準じて、「休校」の対策を取り、オンライン授業を実施中です。
ムンド・デ・アレグリア学校に通う児童生徒の保護者は、いわゆるブラジルからの出稼ぎ労働者が大半で、両親ともに非正規雇用者も多いことから、工場が稼働している間は仕事を休むことができない家庭がほとんどです。
そのため、家庭にいられない子どもたちについては、学校で預かり、子どもたちの健康に配慮しながら、遠隔者と登校者の両方をコントロールしている状況です。
オンライン環境が十分ではない本校ですが、教員が試行錯誤しながら工夫して、生徒に授業を届けています・・・。
■ ブラジル高校生 母語授業
「科学」の授業中!
"POSITIVO" ブラジル本国のテキスト
「保健体育」もオンラインで!
(入門クラス=6レベルのいちばん下)
オンラインの「ホワイトボード」に
生徒が ひらがなを書き込んで、
教員が確認中。
いつもとは違う環境ですが、時間になるときちんと制服を着た生徒が、それぞれの教員の呼び出しにログインして授業がスタートします。通常のクラス集団の中で、ほとんど発言しない生徒が、パソコンやスマホの前では、積極的に発話するなど、新しい発見に出会うこともあります。
インターネット環境となると、子どもたちの方が詳しいことも多く、接続で戸惑っている教員に「先生!○○ですよ!」と、メッセンジャーで サポートしてくれることも・・・。
世界中が大変な毎日ですが、明るく前向きに、コロナに負けないように、過ごしたいと思います。
一日も早く、新型コロナウイルスの感染拡大が終息すること、通常の授業が再開できることを願っています!
そして・・・、皆様のご健康を心よりお祈りしております。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~