


11月23日
本校ブラジル課程高等部3年の生徒が 「常葉大学 教育学部 初等教育課程学科」に 一般推薦(募集人数10名)で見事、合格しました!
本校から 国内の大学へ進学した生徒の ほとんどは、合格の可能性が高い「国際関係」の学部学科です。このような状況で「教育学部」を受験した生徒は『初』、合格も もちろん『初』で、快挙です!
AO入試、指定校推薦のない教育学部への受験は、外国人学校の生徒にとっては大変ハードルが高く、一般推薦となると、日本人学生の受験者でも、毎年、半数から1/3は不合格になる難関です。
本人の「頑張り」は、だれもが認めるところですが、結果が出るまでは大変心配しました。待ちに待った合格の報告を受け、生徒教職員一同、大変喜んでいます。将来的に、「ブラジルの学習、日本の学習どちらからもアプローチできる先生が誕生する」と期待しています。
この生徒は、大変な努力家で、ブラジルの教育課程で勉強しながら、ムンド校と提携している通信課程日本ウェルネス高校でも3年間学びました。両立に苦労しつつも、2言語両方で、全教科優秀な成績を修めました。さらに、日本語進学クラスにも在籍し、日本語の作文力、読解力を磨きました。努力の甲斐があり、外国人学校在籍にもかかわらず、日本の高校生同等の日本語力を持ち合わせていることは大変すばらしいことです。
将来、ブラジル籍のお子さんだけでなく、日本に来て不安の中、学校生活を送っている児童のみなさんのために、「外国籍の児童に寄り添えるバイリンガル先生」となってくれることを楽しみにしています。