


6月8日(土)、静岡県立浜松湖南高校の文化祭が開催され、
ブラジル課程高等部1年生25名が参加いたしました。
湖南高校の生徒の皆さんとの交流は、ムンド校が雄踏町に移った2010年より毎年続いており、今年で10年目です。2016・2017年は浜松の「やってやろう」という気持ちを表現した踊り歌
「やら舞歌(やらまいか)」を、そして昨年はブラジルの武術と踊りを合わせた「カポエイラ」と
「マクレレ」を一緒に踊りました。
国土面積が日本の22倍以上もあるブラジル。
今年度はブラジルを5つの地域に分け、それぞれの地域を踊りで紹介しました。
前日に梅雨入りが発表され本番当日も天気が心配されていましたが、子どもたちの願いが通じ、
青空の下、踊りを披露することができました。
イグアスの滝のあるブラジル南部の踊り『ポルカ・ドス・アルプス』
この地域はドイツやイタリアからの移住が盛んだったこともあり、
曲調や踊りもヨーロッパ風です。
南東部のミナスジェライス州の踊り『ミネイロ・パウ』
戦いの様子を表現し、手に持つ棒は武器を表しています。
中西部の踊り『カチラ』
中西部には、共に世界遺産として認定されている近未来的な建築群や18世紀にタイムスリップしたような建築群があります。また、地球最古の平原や世界最大の湿地といった自然遺産もあり、
ユニークな生態系を観察することができます。
アマゾンの緑に覆われた北部の踊り『アイ、メニナ』
女性に『踊ろうよ』と呼びかけているダンスで、女性はスカートを大きく揺らし、
男性はその周りでダンスを盛り上げます。
北東部の踊り『フレーヴォ』
この地域にはアフリカ系の黒人が多く、食べ物や音楽にもその影響が表れていて、
フレーヴォはユネスコの無形文化遺産にも登録されています。
カラフルな小さい傘を回しながら踊るのが特徴です。
浜松湖南高校の先生方、生徒の皆様、本当にありがとうございました。