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2010/02/24

ペルー奨学金授与式行われる

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勉学の灯を消すな!
 
ペルー大使カプニャイ氏のご尽力により
沖縄・高山名誉領事館から救いの手
 
 

ペルー奨学金授与者認定式行われる

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2月24日(水)、東京よりペルー共和国特命全権大使ファン・C・カプニャイ氏、那覇より在那覇ペルー共和国名誉領事館名誉領事呉屋守将氏、高山より在高山ペルー共和国名誉領事館岡田泰六氏(代理岡野氏)がご来校、全校生徒が見守る中、6名の生徒が奨学金認定書をいただきました。那覇名誉領事館からは4名が1年間の、高山名誉領事館からは2名が3年間の奨学金で、どちらも今年度2月分から支給されます。
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ペルー奨学金授与者
在那覇ペルー共和国名誉領事館よりロシナ・コハツ(小学2年)
 コウセイ・テペ(小学4年)   
 ヒデトシ・タカラ(小学4年)
 カズオ・ウエチ(中学2年)
 
在高山ペルー共和国名誉領事館よりサユリ・テペ(小学6年)
 アケミ・ロドリゲス(中学3年)

お礼の挨拶に立った松本校長は、「当校に余裕がないばかりに、不況による親の失業などで学校を続けられなくなった子どもたちを泣く泣く見送らざるを得ない事態がおきていました。この度の奨学金で、この子どもたちの勉学を保障していただきましたことは、この上ない幸せで深く感謝いたします。カプニャイ大使には、これまでも学校に足を運んで頂き子どもたちと直に対話、激励していただいたり、また教科書やパソコンを頂戴するなど物心両面でのご支援をいただいております。さらに奨学金へのご尽力でここに実現いたしましたことに、改めて心よりお礼申し上げます」と目を赤くして述べた。
 
また、ファン・C・カプニャイ大使からは、「これまでの松本校長の努力に敬意を表します。これからも大使館としてこの学校をできる限りサポートします」との心強いお言葉を頂戴しました。
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那覇名誉領事呉屋氏からは、「リマ生まれの私の母は、4歳の時に日本に帰ってきました。もし、あのままリマにいたら、私もみなさんと同じだったかもしれない。同胞として力になりたい。夢をもって勉強して!」と、「身内」の愛にあふれた言葉で子どもたちを励ましていただきました。
 
高山名誉領事代理の岡野氏からは「私も異国イギリスで少年時代をすごしました。わからなくて困ることもあり差別にもあいましたが、今はその辛かった経験がプラスになっています。みなさんも困難をのりこえてがんばって。ペルーと日本両方で活躍できる人になってください」と応援のお言葉をいただきました。
 
生徒代表のカズオ君は、「この学校で勉強を続けられることは、ほんとうにうれしいです。みなさまのお陰です。一所懸命に勉強することをお約束します。そして将来、どこにいても社会の役にたつ人になります。ありがとうございました」とお礼と決意を述べました。
 
また、保護者を代表してアケミさんの父親、アウグスティン・ロドリゲスさんが、「今、私の仕事の状況は大変きびしいです。他の保護者も同じです。子どもの勉強する場も守ってやれない悲しい状況にあります。そんな時に、学校にいけるようにしてくださった大使、名誉領事の方々になんとお礼を言ったらいいか。子どもたちが夢をもてます。ほんとうに、ありがとうございます」と感謝の言葉を述べると、出席の保護者から一斉に感謝の拍手が沸きました。
 
中高生が感謝の気持ちをのせてペルーの伝統舞踊を舞い、皆さまに子どもたちの感謝の言葉と写真の入った手作りの記念品をお渡しして式を閉じました。
 
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