


2か月早い『書初め教室』
当校では、毎年、日本文化学習の一環として『書初め』を行っています。通常は新年1月に新たな気持ちで書くものですが、ブラジル人学校は12月が学年末です。クリスマス、新年にかけて一時帰国をする生徒も多く、『書初め』を書けません。そこで今回は、一人でも多くの生徒が毛筆で字を書けるようにと前倒しに実施しました。
6年生から高校生までの生徒が、それぞれ自分の好きな漢字を一字選び、慣れない毛筆に苦戦しながら書き上げました。
「愛」や「夢」は書くのが難しいですが、人気があります。
学校の廊下に全員の作品を展示しました。
まるで、新年を迎えたようです。
クラブ活動の時間に、半切に書いた生徒もいます。
とても生き生きと上手に書けました。
緊張してゆっくりと時間をかける生徒、一度で豪快に書く生徒、文字には個性が溢れています。
書道は大切な日本文化の一つです。当校の日本語教育では、「言語」だけでなく、「文化・習慣・マナー」も指導しています。
1年に一度の『書初め』、今年も楽しくできました!!